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Written By:
トーノZERO |
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謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう! 今日の炎魂の感想。 サブタイトル §第26話 『傷だらけの栄光』 あらすじ §ウィナーズ準決勝。アキュラス対炎呪。 アキュラスは危険だと感じたリエナは、出場を止めるべく炎呪の控え室に行きますが言えません。 ワンちゃんは、アキュラスの中身は空っぽだとブルに語ります。 試合は、圧倒的にアキュラス優位。 炎呪は倒れます。 しかし、炎呪を仇と付け狙うキアの激励によって炎呪は復活します。 最終的に、炎呪は圧倒的に負けつつもアキュラスに一矢報います。 試合はアキュラス勝利で終わります。 感想 §これは大傑作ですね。 アキュラスと炎呪は、キャラが似ているような印象がありましたが、全く違った印象に描ききったのは見事。 特に良いのは、キアの言葉に起きあがる炎呪と、水中の心理描写です。 キアと炎呪のエピソードも大傑作でしたが、キアの家族同然のロボット、ルドーを破壊した炎呪を仇と狙うキアが、結果的に炎呪を復活させます。この二人の間にある関係は、けして単なる敵対ではありません。キアには炎呪に対する好意がやはり残っているし、炎呪からすれば、自ら意識的にキアに対する罪を自ら背負ったところがあるでしょう。その関係は、敵対とは違うものです。 動けない炎呪の心理を、水中というビジュアルで描くセンスも冴えていますね。実に見事。 更に感想 §クワガタを持って走ってくるハナちゃんも恐いですね。 しかも、キクちゃんの後ろに隠れていることで、恐怖も倍増。 今回の名台詞 §もう1つ、炎呪の控え室に行くリエナも、実に良いですね。これも名シーンです。二人の間に生じる緊張感は、実にドキドキものです。 そして、炎呪が言うこの台詞。 炎呪「邪魔だ、どけ」 この台詞がたまらんですね。 けして冷酷にリエナを邪魔者扱いする口調ではありません。 とても良い演技です。 今回のサブタイトル §傷だらけの栄光とは、どれほど傷だらけになっても栄光を掴むために戦う炎呪のことを表したサブタイトルでしょう。 しかし、それと同時に、同名の映画があるようです。ボクシングの史上最強の強打者、ロッキー・グラチアノの半生を描いた伝記映画で、P・ニューマン代表作の一つなのだそうです。 |
